メインカメラのEOS R3
今メインで使っているEOS R3
普通に良いカメラではあるが、なんかしっくりきていない自分がいる
撮る時にF値などの設定が反映させることができることで撮りやすい上に、瞳AFのおかげで目にきちんとピントが合う
ポートレートを撮る上で目にきちんとピントがくるのはすごい技術ですし、普通の使い方であればAFもそこまで問題にならない
カメラを使っている人にとってとても便利になったはずなのに、何が自分に腑が落ちないのか考えてみた
もともと5D markⅣを使っていたが、正直な話当時はそこまで買い替えを考えていなかった
D850は羨ましいなと思ったが、本気で乗り換えをするまではいきませんでした
いろいろと考えてみた
まず自分の中で腑に落ちないことを考えてみた
必死に色々考えてみた結果、便利になった反面の不便さを求める人間の不条理なのかなと
1.不便なものほど実は楽しい
人間はおかしな生き物で明らかに不便なものを使っていることもある
車で言えばマニュアル車で、クラッチ踏んでギアを踏んでシフトチェンジする人もいて、はっきり不便だ
ただそれが楽しいという人もいるし、マニュアルのほうが運転しやすいという人もいる
カメラも同じで、ミラーレスになって撮るはずの結果がファインダーに反映されて便利なはずだ
しかしそれと引き換えに自分の目で見ている目の前の光景の色をしっかり見れていないのではないだろうか
一眼レフはシャッターを切って初めて結果がわかるが、ただそれがいいんだよなと
2.画質ってそこまで変わる?
そしてミラーレスと一眼レフの画質ってそこまで変わるかということ
光を通すレンズの性能が良くないと解像しないし、設計が新しいレンズほど良く写るのは当たり前だ
NikonのZレンズは結構写りがいいということで評判だし、一眼レフのものよりも50mm F1.8クラスはZの方がシャープになっているとのこと
レンズ部分については差というものがあるが、ボディー単体での差はどうかというと正直あまりないのではないのかなと思う
もちろん細かな設定などの差はあるし、画像処理の差はある
ただそれが写真のクオリティーに影響が出るほどの差があるのだろうか
自分は正直大きく変わらないのではと思ってしまう
3.シャッター音
正直シャッター音が好きでない
上にも書いたが一眼レフではシャッターショックがあるが、あれが撮っているという感覚を刺激してくれる
正直シャッターは5Dより1DXやD850が好きです
撮れる写真の打率はR3の方が高いのですが、なんかシャッター音のせいで作業的な気持ちになってしまう
高揚感がないという感じです
とはいっても
とは言っても瞳AFだったりAF微調整が必要ないのはとても便利だ
5Dの時には定期的に微調整を行う必要があったし、合っているはずなのに微妙にずれているということもよくありました
センサー自体で測距するミラーレスではピントがズレるのは物理上ないわけで、しっかりと合わせることができるのはとてもありがたい
トータルではR3の方がいいのだけど、上にも書いたように高揚感が出てこない
だからこそ自分で無理矢理にでも高めていく必要が出てきます
仕事で使う分には簡単に精度高い写真が撮れるR3は最高ですが、趣味で使う分には合わないのかなと思えています
まとめ
そんな感じでR3はポートレートもモータースポーツも撮ることができる最高のカメラであると思う
ただ一眼レフにもその良さがある
そのためD850を買おうかなと何度も考えた
本来なら5D markⅣだと思うが、一度売ったものを買い戻したくないし、かと言って1DX MarkⅡやⅢはでかいし、R3と同じサイズ感なので対象外だ
D850のシャッターがいいなと思えて買い増ししようかとは考えた
ただ当然であるが一眼レフもデメリットがあり、そこは受け入れる必要がある
撮っていてやはりミラーレスがいいということでZに行きたくなる未来がなんとなく想像できる
Zで欲しいカメラはZ8くらいだし、自分が欲しい焦点距離など考えたらSONYもいいのではないかと考えたりして結局他社のカメラも見てしまう
他社で新しいカメラやレンズが出るたびにこれがいいなと思えてきてしまうのだ
まさに隣の芝生は青い状態
大事なのは撮れる写真なのはわかりますが、完全に泥沼ですね
はたしていつこの呪縛から解き放たれるのでしょうか
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