Canon EOS R3を炎天下の富士スピードウェイで使っての感想。本当に気をつけて欲しいのと、自分なりの熱対策を考えてみた

カメラ機材

炎天下でR3を酷使しました

先日富士スピードウェイでのSUPER GTに行ってきました

装備はEOS R3と70-200mm F2.8と100-500mmの2本

マシンとレースクイーンをばっちり撮るという感じで意気込んでの装備です

37度ほどの気温が体を蝕んでいきますが、カメラにも大きな影響を与えていきました

カメラ本体が高温化

まず炎天下で1時間以上使っていると本体がかなり熱くなります

手に持っていると低温火傷して持っているのがしんどいです

熱を逃がしたくてもなかなか逃げないですし、バリアングル液晶の裏側が高音になるので外側に向けて熱を逃がそうとするも、今度はこの液晶が邪魔になってしまうという悪循環

しかも外に向けたらファインダーが反映されないですし、なかなか撮るのが難しいです

今まで1DXや5Dを使っていた時にこうした本体の熱について悩まされることはなかったです

もちろんミラーレスの構造上どうしようもないことですが、正直液晶は固定にして欲しかったですね

もしYouTube等で自撮りするならスマホなどで見れるようにした方がよっぽどいいです

そもそもR3のような大きな筐体で自撮りする人なんていないわけですから

外での撮りやすさに全振りすべきでしたが、動画も本格的に撮れるようにいう昨今の事情から、若干中途半端感が否めないなというのが自分の感想

とは言ってもこの熱問題には向き合う必要があります

AFがバグった

これは急にですがAFの設定がおかしくなったと感じたのですが、個人の感想です

全員がこうなるということではないので、ご了承ください

今までシャッター半押しで瞳AFなどの被写体認識も効いていたのがいきなり効かなくなりました

さらに車優先の被写体認識も全く認識してくれなくなったりしましたし、認識してもいきなり看板など関係ないところに持っていかれたり

前に同じ場所で使った時には問題なかったのに、いきなりおかしくなってしまいました

R3のAF設定を変えて撮り続けることもできましたが、雨も降りそうなのと赤旗中断も相まって帰ることにしました

これについてはCanonへ持ち込んで詳しく見てもらいます

今までそのようなことがなかったので不安はあります

熱対策

ではこれを踏まえて熱対策をどうしようか

まず手袋をつけた方がいいですね

そうしたら手を火傷することはないです

低温火傷は意外と治るまで時間がかかるため、手袋をして操作することが望ましいです

そしてR3のポテンシャルを発揮しようとするとどうしても本体は発熱します

そこで移動する時には必ず電源を落としますが、本体を冷やすために電池を外します

電池を外したらそこから本体を多少冷やしてくれるはずです

移動中に気にならないのであれば液晶を外側に向けておいた方がさらに効果が高くなるかと思います

水をかけたりするのはいくら防水とはいえカメラにとって良くないですし、氷とかで急激に冷やすのも悪影響になる可能性があります

なるべくなら自然に冷えるようにした方が良いかもしれません

最後に

いくら縦グリ一体型といえども、やはり一眼レフと同じような使い方はいけませんね

これから日本の夏はもっと暑くなるでしょう

その時に合わせた使い方をしないといけません

もし少しでも異常を感じたらすぐにメンテナンスに出すようにしていきましょう

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